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米国リーマンショックの影響
株式会社フィットは、2011年5月で五期目の決算を迎えた会社です。創業時の事業は求人広告の代理店業務。設立二年目までは順調に成長しておりましたが、三期めに米国リーマンショックによる大きな影響を受けました。相次ぐ取引先の倒産、破綻、吸収合併による大打撃。当時、市内に八社あった同業他社の内、六社が撤退又は廃業。残ったのは当社ともう一社のみに。
社員の横領が発覚
業績のよかった時に投資しておいた新規の事業が成長しきらない内に社員による横領が発覚。総勢六名の小さな本社で二名が同時に産休入りしバタバタしている最中でした。産休二人に加えて横領社員が行方不明。残った社員と私に三名分の仕事が降りかかってきました。
さらに、本社とは別に事業活動を行っていた静岡支店の責任者が突然の独立。「今月から支店の利益が出始める」と支店責任者から報告を受けていた矢先の事でした。翌日、もぬけの殻となった支店へ新幹線で向かい支店の清掃と後片付け、大家さんへ謝罪に伺い違約金を支払い支店の営業車を運転して帰宅しました。
更に退職者が
しばらくすると今度は経理担当のパート社員が横領事件の「責任を取って」退職。パート社員と二人で残った私は、新規で立ち上げたタウン誌事業を黒字転換させるため必死で働きました。頭の中で浮かぶのは倫理で習った『苦難福門』の四文字。
社員の復帰
この春には育児休暇まで取得させる事のできた社員が戻り、三年前に体調不良で退職した社員も出戻り五名体制になりました。今夏には単月黒字化できる目処も立ち一年半にも及んだトラブルは過ぎ去ってゆきました。
毎日2~3時間の睡眠が続いた1年半、パート社員と二人で『職場の教養』を使用した朝礼はほとんど毎日欠かしませんでした。
船橋市倫理法人会 山崎 健太朗
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